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おめでとうございます・・・でも、一寸寂しい(^_^;

 投稿者:怪傑おばさん頭巾  投稿日:2012年 5月 9日(水)16時16分16秒
  ご無沙汰しております。
あまりにキーボード触らなかったので、ミス打ちばかりで進みません(^_^;

ダンナが伺って、石野家の情報は色々と伺っておりました。
お嬢様の独立と、ハナちゃんの引越しは、ビックリするやら、親子さんともどもお覚悟が偉いな、と尊敬するやら・・・でも、やっぱり寂しくなるななぁ・・・と、シューンとなってしまうやら・・・。

いやいや、まず、独立おめでとうございます!と言わねば!!

お嬢様が独立してしまうと、今まで、細やかな気配りしていらっしゃった要がなくなるようで・・・やっぱり息子は男で、そうそう細やかには行かないだろうし・・・m( )m

お嬢様のご健康とご多幸を、勿論、石野家の皆様にも心より祈っております!!

 
 

書評

 投稿者:石野陽虎  投稿日:2012年 4月28日(土)14時06分18秒
  『楊令伝(九) 遥光の章』(著:北方謙三。集英社文庫)
 騎乗のまま、郭盛は言った。
「俺は、愉快だぞ。この戦で、真中にいられる軍が、ほかにあるか。~」
 兵の気持を、鷲掴みにすることだった。

P59 「くやしいなあ」
 そばに立った花飛麟に、祖永は言った。
「俺は、伯父貴ほど、勇敢に闘っていない。俺のことなんか、みんな、すぐ忘れるんだろうな」

「おい、花飛麟、愛しただと。惚れたと言え。男は、女に惚れるんだよ」
「惚れた女に、死なれた」
「同情するぞ、花飛麟」
「おまえのことは、忘れない」
「ちゃんと生きたら、ちゃんと死ねる。ざまあみろ。俺は、寝たまま死んだりはしねえんだよ。自分の脚で、立って死ぬ」

P86 童貫の、頬の傷まで、はっきり見えた。~
 自分が、どう動いたのか。まだ、雷光の上にいた。~
 穏やかな表情だ、と思った。笑っているような気さえした。~
「お久しぶりです、元帥」
 それだけを、楊令は言った。
 不意に、涙がこみあげてきた。

P126 狄成は、木の枝でも払うように、李明の首を払った。~
 生きていれば、李逵のような男をもう一度見ることもできる。

P183 「だけど、自分のために闘うべきなんです。~自分のためだと思ったら、死ねます。博奕がはずれた、と思えばいいんですから」

P199 「戦場ではいつも、俺の代わりに討たれようと郝瑾はしていた。いまそれを思い出すと、胸が潰れそうな気がしてくる」
「ありがとうございます、楊令殿。楊令殿の涙で、私の母としての悲しみは、乗り越えられます」
 それだけ言い、陳娥は石段を駆け降りていった。

P211 「~帝など、国には要らないのだ。苦しみや悲しみがあっても、民のための国があればあ、民は救われる。それこそが、光だ。~」

P231 「なんとかしてくれ、劉光世。私の命など、どうなってもよい。陛下を、お守りできるなら、死んでも構わぬ」
 この国のために、もう働きたくない、と劉光世は思った。ただ、この老人のために、もう一度だけ働いてもいい。

P328 夢物語は、自分が思いつかなかったから夢なのだという自覚が、呉用にはある。

P357 昨夜、天下を取らせようと徐史と話をした岳飛が、喧嘩の話などするのが、どこかおかしかった。
 この野心のなさは、貴重なものである、と孫範は思った。
 

書評

 投稿者:石野陽虎  投稿日:2012年 4月28日(土)10時32分9秒
  『楊令伝(八)箭激の章』
P18 「私が、人の心に光を放つような人間に見えるのか、杜興?」
「いや、人の心の闇を拡げる、というように見えるが」
 まさしくそうだろう、と呉用は思った。
 生まれながらになにかを持った者だけが、人の心に光を放つ。

P88 「どうだ、侯真。徐絢の味は?」
 束の間、考えた。それから、何を言われたかわかった。
 はっきりと、戴宗が嫌いになった。

P109 「勝つために、死はいとわぬ」
 扈三娘は、横をむいて言った。~死のうと、はっきり言葉で思ったことはないが、この身を消してしまいたい思いに駆られることが、平時でもしばしばあるのだ。

P121 扈三娘は、全裸で寝台に横たわっていた。
「来て」
 扈三娘が言った。
 自分がどうしたのか、花飛麟にはよくわからなかった。

 一丈青扈三娘は自分の妻だ、と花飛麟は叫びそうになった。
 疾駆する。扈三娘は、並んで駆けていた。

P178 言葉は、思いを、風に舞う枯葉のように、軽くむなしいものにするだけだ。

P185 ~頭領がやるべきことは、大したものではない。極端に言えば、いるだけでいい、というところがある。

P186 「苦労をかけ続けている」
「えっ?」
「その苦労に報いるものが、なにもないのが、私としては苦しい」~
 戴宗が、自分を嫌っていることを、呉用は以前から自覚していた。嫌われるだけの、要求もしてきたのだ。

「~二万、三万の軍に匹敵する、とよく言っている。~」
 楊令が、戴宗の苦労について、なにか喋ったことなどなかった。~
 それでも戴宗にそう言っておくのは、呉用の仕事のひとつだった。~
 戴宗が涙ぐみそうな眼をしていた。

P224 「考えてみろ、宣賛。われわれは、この寨の守備に一万五千が必要だ、と考えた。一万五千を守備に置くか、一兵も置かないか。それでいいのだ」~
「承知できません、私には」
「おまえが承服する必要などない。できもすまい。私の責任でやることだ」~
「全員を集めろ」
 太鼓が、叩かれた。~
「出動するぞ。俺たちは、一万五千全員で闘う。一緒だ。この寨に残る連中は、死ぬ覚悟をしてくれた。それを忘れずに闘え。一緒に、死のう」
 一度、しんとした。それから、五千は声をあげた。
 隊ごとに、整列した。守兵のひとりもいない正門を、郭盛は戦闘で駆け抜けた。

P229 見えているのは、童貫だけだ。邪魔をする者は、すべて倒せばいい。~
 不意に、横から風が通りすぎた。~
「その馬鹿を、引き摺ってこい」
 史進の声だった。~
「花飛麟殿、自分が死ぬのは、勝手です。しかし、無駄に兵を死なせることは、花栄殿が許されません」
「済まん、班光。俺は、大丈夫だ」

P238
「楊令殿」
「なんだ、郭盛?」
「言葉を交わせて、俺は嬉しい」
「俺も、郭盛。なにしろ、読み書きは俺が教えたんだからな」
「方天戟は、俺が教えた」
「ともによく、秦明殿に叱られた」
「そうだった」
「また会おう、郭盛」
 楊令が、ちょっと笑顔を向けて、駆け去っていった。自分が、涙ぐんでいることに、郭盛は気づいた。

P335 小石の袋。残っているのは、ひとつだけだった。~
 岳飛を狙って、渾身の飛礫を打った。当たった。思ったが、岳飛はそれを、斬り落としていた。~
 岳飛が、追いすがってきた。後ろから、斬られたくはない。
~また、反転。いま、飛礫を打てば。岳飛。近づいてくる。

「俺だけかよ」
 史進は駆けながら、声に出して呟いた。
 

書評

 投稿者:石野陽虎  投稿日:2012年 4月28日(土)10時25分59秒
  『楊令伝(七) 驍騰の章』(著:北方謙三。集英社文庫)
P19 「志がある。夢がある。それぞれの、思いもある。どのひとつをとっても、それは誇りだ。人が生きてゆくための、誇りなのだと思う。こんなことは、口でいうべきではないだろう。だから、一度しか言わない。梁山泊の力は、誇りの力だ。~」
 楊令が、人の前でこれほど喋るのは、はじめてだろう。~
「人がなぜ生きて、なぜ闘うのか、俺は俺で考えた。~答は、それぞれの胸の内にあればいい。自らへの問いかけを忘れなければ、人は、誇りを失わずにいられるものだと思う」

P121 「資格があるのかどうか、不安なのです」
「心の中にある矜恃。それが、資格だ」

P135 生き残った自分は、非凡さに勝ったのか。そうとは、思えなかった。二人が、真に非凡ではなかったゆえに、自分は生き残っているのではないか。

P196 「ただ、指揮官は部下の死については、悩み、考えるべきだ。~」

P226 もともと、悲しみを抱えて、生まれてきたような気がする。その悲しみを、わずかでも癒し続けていくというのが、人が生きるということなのだ。~
 自分は、生きていていいのだ。人はみんな、生きていていいのだ。~
~生まれた時に抱いていた悲しみと、死ぬ時に抱いている悲しみは、どこか違う。その違いこそが、生きていた証だ。

P300 遮る者を、斬り倒す。一里ほど疾駆したら、敵兵は遮ることもやめ、ただそこにいるだけになった。

P309 「あの突撃で、楊令殿はさまざまなものを払拭した。ほんとうに頭領で、自分たちとともに闘ってくれるのだろうか、という多くの兵の疑念を消した。同時に、自分たちがしっかり闘わないかぎり、頭領はまた突っこんでいきかねない、とも思わせたはずじゃ」

P362 穆凌一騎が突出した。そう思った時、穆凌の剣が、光を放った。~穆凌は一千騎と乱戦になっている。五千騎が、近づいてきた。その五千騎の先頭を、呼延灼は鞭で叩き落とした。~
 押す。全身の気力で押す。俺は、双鞭呼延灼だ。死にたい者だけが、俺の前に来い。~
「勝ったぞ、九紋竜」
「おお、双鞭。勝った。趙安の首は、ここにある」
「梁山泊に帰還する」~
「教えておく、双鞭。おまえは、勝ったが、いま死のうとしている」

「おまえは、俺の、息子だ」
 言えた。やっと、言えた。一度口に出してしまえば、たやすいことだった。
「俺の、鞭を」
 おまえにやる。それは、もう言えなかった。
 

更新内容のお知らせ

 投稿者:石野陽虎  投稿日:2012年 4月 8日(日)17時49分19秒
  「あさひ、だいすき♪」とセレッソの観戦記。

『1Q84 Book1後編』(著:村上春樹。新潮文庫)
P89 「好きになった人は一人だけいる」と青豆は言った。「十歳のときにその人が好きになって、手を握った」

P93 「一人でもいいから、心から誰かを愛することができれば、人生には救いがある。たとえその人と一緒になることができなくても」

P98 「だからかたちだけだって。舌まで使ってない」
「やれやれ」、青豆はこめかみを指で押さえ、ため息をついた。

P208 「~聖書に字義的に反しているからといって、生命維持に必要な手術まで否定するような宗教は、カルト以外の何ものでもありません。~」

P285 細かいミスやちょっとした手違いが惨事へと結びつきかねない。それはセックスというよりはむしろ、任務の遂行に近いものになった。

P324 「あいつらはね、忘れることができる」とあゆみは言った。「でもこっちは忘れない」~
「歴史上の大量虐殺と同じだよ」

P360 「~私はあなたのおちんちんがけっこう大好きなの。~硬いときにも柔らかいときにも。病めるときにも健やかなるときにも。~」
 

書評

 投稿者:石野陽虎  投稿日:2012年 4月 7日(土)15時17分58秒
  『1Q84 Book1前編』(著:村上春樹。新潮文庫)
P12 歴史が人に示してくれるもっとも重要な命題は「当時、先のことは誰にもわかりませんでした」ということかもしれない。

P17 なのにその音楽の冒頭の一節を聴いた瞬間から、彼女の頭にいろんな知識が反射的に浮かんできたのだ。開いた窓から一群の鳥が部屋に飛び込んでくるみたいに。

P52 ときどき冬の夜空で星が瞬くように、眼光が鋭くなる。

P71 うらぶれて色褪せたゴムの木だった。~青豆はそのゴムの木に同情しないわけにはいかなかった。もし生まれ変われるとしてもそんなものにだけはなりたくない。

P86 批判にも我慢ならない。とくにそれが女性から向けられた場合には。

P93 私はここにいるが、同時にはここにいない。~アインシュタインの定理には反しているが、しかたない。それが殺人者の禅なのだ。

P105 唇をまっすぐに結び、天吾の顔を正面から見ているだけだ。見たことのない風景を遠くから眺めるみたいに。

P113 ふかえりは視線をそらすことなく、天吾の目をまっすぐに見ていた。窓ガラスに顔をつけて空き家の中をのぞくみたいに。

P123 ふかえりの簡潔な語法には、不思議な説得力があった。口にするひとつひとつの言葉に、サイズの合った楔のような的確な食い込みが感じられた。

P149 本人がなんと思おうと、それは間違いなくハゲなの、と青豆は思った。もし国勢調査にハゲっていう項目があったら、あなたはしっかりそこにしるしを入れるのよ。天国に行くとしたら、あなたはハゲの天国にいく。

P159 「どんなに才能に恵まれていても腹一杯飯を食えるとは限らないが、優れた勘が具わっていれば食いっぱぐれる心配はないってことだよ」

P207 「~気の毒な警官が三人、ミシンをかけられたみたいにずたずたにされた。~」

P277 「~小松さんも文学に憑かれた人間の一人です。そういう人たちの求めていることは、ただひとつです。一生のうちにたったひとつでもいいから間違いのない本物を見つけることです。~」

P298 青豆ほど睾丸の蹴り方に習熟している人間は、おそらく数えるほどしかいないはずだ。

P299 「あれは、じきに世界が終るんじゃないかというような痛みだ。~」~
「じゃあ逆の言い方をすれば、じきに世界が終るというのは、睾丸を思い切り蹴られたときのようなものなのかしら」と青豆は尋ねた。

P354 そしてあるときその少女は天吾の手を握った。よく晴れた十二月初めの午後だった。


 

書評

 投稿者:石野陽虎  投稿日:2012年 3月29日(木)20時46分23秒
  →快傑おばさん頭巾さん
>時代が求めるものを多く持っている
幸福度No1ですもんね。

『決断する力』(著:猪瀬直樹。PHPビジネス新書)
P3 決断は、外見では非連続な思考のように見えるが、そうではない。粘り強さの果てに、ようやく飛躍することのできる蓄えられた力の結果である。

P21 手順どおり出動要請を待っていて、万が一にでも消火活動が間に合わないようなことがあってはいけない。

P28 何が大事なのか。~危機の最中に何よりも重要なのは、ルールを守ることよりも、即断即決の実行力である。

P29 ~全体を統轄してみる立場の人間は、現場の声に耳を貸し~やるべきことをリストアップし、優先順位をつけて指示を出す。

P42 できるだけ正確な状況をつかむこと、集まってきた情報をもとにその場で決断を下すこと。そして結論をすみやかに関係者と共有すること~。

P44 ~僕は、ツィッターで~情報を流しはじめた。アクセスできない都庁のホームページのバイパスをつくったのだ。~
 通常は、広報担当がやるべき仕事かもしれないが、当時、東京都の広報課はツィッターのアカウントを持っていなかった。~その時の反省を生かして、現在では、東京都庁広報課もツィッターアカウントを持っている。

P51 「責任は俺がとるから思い切ってやってみろ」という上司の下では部下も力を発揮できる~

P53 決断に時間をかけるのではなく、まずは動き出すこと。その後、変化があるたびに軌道修正をはかっていく。

P66 ~みなさんもツィッターやフェイスブックをやったほうがいいと思う。普段から慣れ親しんでおかないと、必要なときに使いこなせない。

P86 周囲の反対を押し切ってでもやらなければならないことがある。~リスクのない対処法などない~自分独自の価値基準を持っている人は~まったくブレない。
 ~秀才というのは~他人の評価に弱いし、日和見主義になりがちだ。

P99 ~トップが「この路線で行くぞ」というメッセージを出しつづければ、やがて組織は変わってくる。

P102 仕事はきちんと”見える化”することだ。各部署、各メンバーがやることを一覧表にまとめて”見える化”する。実施済みは青、検討中は黄、実施予定は赤のように色分けしておけば、進捗状況も確認できるし、誰が何をやっているか、あるいは何もやっていないかがひと目でわかる。~
 ”見える化”をしないと、すぐにサボる人が出てくるのだ。

P111 過去の事例を検証し~役に立ったやり方をノウハウとして蓄積する。新たに危機に直面するたびに、従来の手順を見直し、ブラッシュアップしていけば、より使い勝手のいい「危機管理マニュアル」ができる。

P118 首都直下型地震が来たときに備えて、それぞれの会社が自分で備蓄を持つ。

P137 事前にきちんと詰めてあるからこそ、いざというときに、大胆に行動できるのだ。

P215 盲目的な国への忠誠ではなく、国民としての義務を果たすこと、自分たちでできることを持ち寄って、「共助」の体制をつくりあげること。
 我われ日本人の覚悟が求められている。
 

そういえば・・・

 投稿者:怪傑おばさん頭巾  投稿日:2012年 3月25日(日)18時44分55秒
  >『秘境ブータン』
NHKの特集もありましたし、やはり時代が求めるものを多く持っている国なのですね♪

そういえば、来年の大河は、だったのですね~(^^)

http://heike.cocolog-nifty.com/kanwa/
 

書評

 投稿者:石野陽虎  投稿日:2012年 3月21日(水)22時28分54秒
  『秘境ブータン』(著:中尾佐助。岩波現代文庫)
P17 ~ウゲン・ワンチュックは~1907年にブータン歴史上初めての統一王国の世襲の王位に即位した。~さしずめブータンの歴史の、20世紀の神武天皇のような役割である。
P33 私はこのようなブータンのトップクラスの婦人達と話していて、その教養の広さに驚いたが、じつはもっとびっくりしたのはこの婦人達の判断力がひじょうに安定しており、感傷や気分に動かされることのないことだった。
P34 ~チベット・ブータンの婦人の地位の高いのは恐らく東南アジアにあった母権構造に由来し~反面~チベット文化圏の地域で、女が男と全く変わらぬ筋肉労働に平然として従事するのにも驚く。
P42 インドの汽車旅行はいつもこれだ。ただもう待つ以外の方法はない。~彼らは時間を超越しているので平然としているのでなく、どうすることもできないのであきらめているだけだ。
P104 たとえ水爆戦の時代になり、全世界の空気と水が放射能の灰に満たされても、ここブータンには何千年もの昔から降り積もった雪でできた~チョモラリ氷河の~水に育った野草と、一年以上貯蔵した穀類を食べておれば、世界のどこより放射能の害はないわけだ。
P132 生物の進化は遠い昔だけに起ったことではない。ブータンのシャクナゲは、いま、しばらしい速度で進化し~あらゆる可能性はつぎつぎに実現される。
P139 囚人になることは、何よりブータン人にとって不名誉なことだ。~ブータンでは、実際上囚人は世界中でいちばん楽に暮らしている。
P159 乳牛の数が人口より多いブータンの国は、乳の流れている国だ。~この国に結核がほとんどないのも理由のあることだ。
P201 乳製品が食べものからきれたら、暴動でも革命でもおこしかねないのがヒマラヤの連中だ。
P212 従者が私にマチャンを説明したとき、にやにやした意味がやっとわかった。ブータンの若い男女は、長い人生に重大な意義と影響を及ぼすはかない短い時間をここで過ごすのだ。
P223 ~手回しの臼は、労力がたいへんかかり~縦軸水車ができて初めて粉食が本式になったわけだが~古代オリエントの大都市には~横軸駆動水車や、地区力利用の製粉法があったといわれる。
P242 ブータン人は”裸足のチベット人”という形容がいちばん簡単明瞭だ。
P301 6か月の滞在の結果、つくづく感嘆したのは、ブータン人が全部豊かな生活をしていることだった。~アジアの中に、民衆生活がこんなに安定した国はひとつもない。


 

書評

 投稿者:石野陽虎  投稿日:2012年 3月20日(火)23時37分58秒
  『東電OL殺人事件』(著:佐野眞一。新潮文庫)
P13 ~私の本意は彼女のプライバシーを暴くことではない。あえていうならば、この事件の真相にできるだけ近づくことによって、亡き彼女の無念を晴らし、その魂を鎮めることができれば、というのが私のいつわらざる気持ちである。

P80 ~若い頃、人もうらやむほど仲のよかった夫婦が、更年期を過ぎ、次第に疎遠な関係になるというのはちっとも珍しい話ではない。

P137 ~人権、人権といいたてるだけで、人権回復の具体的アクションを何ひとつ起こそうとしない人権派~

 

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